黄金比を意識する

黄金比の図
黄金比とは、比率が
近似値 1 : 1.618…
約 5 : 8
の安定的で美しい比率とされる形
古代ギリシア以来
「神の比率」とも呼ばれる物
もっと簡単に言うと、
人間が自然と美しさを感じるデザインの比率
多くの人が美しさ・気持ち良さを感じる比率
縦が5cmなら横は8cm
これが基本
何故そうなのかは分からない。
ただ、この比率にすると
気持ち良いというのは事実
自然の中にある摂理の様な物を
数字に落とし込んだ物が黄金比
この黄金比を発見したのは、
エウドクソスさんという人
(紀元前408年頃~紀元前355年頃)
その後、ペイディアスさん
(古代ギリシアの彫刻家)
が初めてパルテノン神殿建設時に
使ったと言われている。
この様にパルテノン神殿は
黄金比で設計されている。

iphoneなどで有名なアメリカのアップル社や
Twitterが、その企業ロゴに
黄金比を使っている事も有名
万物の天才、
レオナルド・ダ・ヴィンチさんのモナリザは、
黄金比で出来ているという話もある。
- 人間が気持ち良く感じる物
- 人間が美しいと感じる物
- 人間が見てしっくりくる物
これには、個別のケースもあるが、
ある程度は数学的に決まっている。
作り手の意図に関わらず、
必ず数学的理由がある。
であれば、正しい物を正しい所に置く。
基本的には 5:8 で作っていく。
これで気持ち良いデザインになる。
例えば、下の画像は
黄金比で作られたアップルのロゴ

来るべきものが来るべき場所に来て、
完璧と言っても良いくらいの調和が取れている。
ロゴの黄金比を意図的に崩した場合

ロゴの黄金比が崩れているだけで
なんだか気持ち悪く感じる。
もちろん、好き嫌いはあるかと思うが、
まず間違いなく1枚目の
黄金比で成り立っている物の方が、
多くの方はしっくりくる。
そして、自分の好みに関わらず、
【全ては顧客の為に】の精神を前提とすれば、
黄金比を活用すべき事は、言うまでもない事
この黄金比は、情報販売ビジネスの業界、
セールスレターでも効果を発揮する。
誰もが欲しがる商品(オファー)に、
強力なコピーライティング、
そして嫌でも美しい
と思ってしまうデザインがあれば、
字の通り、商品は飛ぶように売れていく。
とはいえ、ヘッダーの配置や文字の調整など、
全てを黄金比で構成していけるかというと、
なかなか難しい。
定規を片手に、全ての形を
毎回測る訳にもいかない。
黄金比は難しい物、しかし、
「黄金比が目指すべきデザインだ」
と考えていれば、
意識して自分で近づけていく事は可能
知らずにデザインを用意するのと、
知っていてデザインを用意するのでは、
天と地ほどの差が出る。
腕の良いデザイナーは、
自然と黄金比でデザインを組んだりするが、
そういったデザイナーは必然的に、
売れるセールスレターを作成する。
大型のプロダクトローンチなど、
30万円を基本の価格帯にする
セールスレターは、
そういった腕の良い黄金比デザイナーが、
担当している事が多い様に感じる。
売れている商品のセールスレターの
リサーチをする際に
- セールスレターの構成
- 文字と文字の間の取り方
などを良く見て、
まずは気持ち良い感覚を肌で感じる。
ここで一番まずいのは、
適当に何となく進める事
完璧主義になりすぎると、
進行が遅れるので、それはそれで問題だが、
明確な考えと思考を持って進める事で、
必ず最後には良い結果が得られる。
完璧な黄金比とは言えずとも、
黄金比に近い構成は取れているか?
- 不恰好な改行の幅
- アイコンの配置などが乱雑で不快な物
になっていないか?
他の売れている商品のセールスレター同様、
視界に入れた瞬間に
気持ち良い感覚になれるか?
なれない場合は、具体的にどう違うのか?
そこに近づける意識が大事
それを意識して作成する。
レオナルド・ダ・ヴィンチさん
モナリザは世界で最も権威がある
パリのルーブル美術館の至宝とも言われている。
これも実は黄金比で描かれている
と言われている。
- 肩幅と頭から左手までの高さ
- 顔の横幅と縦の長さ
これらが黄金比になっている。
ダ・ヴィンチさんは、一部では
- 数学的なアート
- 全て数学的に説明できる
という様な言われ方をしている。
それこそきちんと計算されている。
描くのに全て理由がある。
何故こう描くのかというのに
全て理由を付けてやってきている。
それこそ人を描くのであれば、
中身も全部知っていなければならない。
という考え方をする方
それこそ中身を全部
知っていないのにも関わらず、
人を描くなんて事はできない。
だから本物の筋肉や骨格を見る為に
解剖学まで取り組まれていた。
実際に解剖まで行っていた。
そこからさらにのめり込んで
内蔵器官の機能などに興味関心を持ち、
医学的好奇心まで発展した。
そういった探究を持ってモナリザを書いた。
デザインとアートは似て全く違う物
デザインとアートは最終目標が全く異なる。
ビジネスにおけるデザインは
問題解決である事に比べて
アートは自己表現である。
例えば、モナリザに問題解決は無い。
けど、ダ・ヴィンチさんに至っては
それを超越するぐらいのレベルに到達している。
それこそ世の中の課題を解決する様な領域まで
様々な分野に入って発明をしながら
人々の心に響く様な
アート・芸術作品を残している。
まさに万物の天才と呼ばれた
ダ・ヴィンチさんに相応しい功績
ダ・ヴィンチさんの時代(15~16世紀)
黄金比の理論は公になっていなかった。
黄金比の理論が公に広まったのが1800年頃で
ダ・ヴィンチさんの時代よりもかなり未来
こちら側の現代に近い。
つまり、ダ・ヴィンチさんは
公の学問として黄金比を知らぬままに
黄金比を使っていたという事
これはすごい事
デザインというのを追求していくと
気持ち良いポイントが見えてくる。
そこに物を置けば、
黄金比になっているという逆説的な考え方
追求すると奥深くて楽しい。
いつの間にか自分が何となく
黄金比、もしくはそれに近しい形で
デザインを組める様になる。
どうやったら使いやすいか、
どれぐらいの幅であれば、分かりやすいかを
追求していくと綺麗に収まる所がある。
かなり感覚的な話なので、
タイトルが「黄金比を実行する」ではなくて
「黄金比を意識する」となっている。
黄金比を全て実行するのは難しいが、
必ず意識する事が重要。
意識してデザインを取り組んでいると
数をこなしたり、
物事を見たりする回数に比例して
自分の黄金比の感覚というのが
どんどん鋭くなっていく。
レオナルド・ダ・ヴィンチさんの
精神性を大切にする。
人々が好むデザインというのは、
実はルールがある。
そしてそれは黄金比であると覚えておく。
何かしら意識してやっていくと
黄金比は自分自身のセールスレターでも
効果を発揮する。
黄金比での構成は自分には難しい。
と思うかもしれない。
完璧に拘らない事
完璧じゃなくて良いので、
まずは意識する事から大切にする。
黄金比を始め、特に何も考えないという人が、
いくらデザインをやったとしても成長がない。
それに比べて
黄金比にできるだけ近い形、
- 気持ち良い
- 綺麗だ
- 見やすい
と、人間が感覚的に思う形に
できるだけ近付けていこうと思って
取組む人というのは全く違う差が出てくる。
それこそ改善主義
これを忘れない。
「黄金比はできない」でも良い。
ただ、できないけど、
それに近付けていく努力をする。
実際に世の中に沢山ある黄金比を多く見る。
そして自分の感覚を研ぎ澄ましていく。
ツール
ネット上にも黄金比を測る為の
便利なツールがある。
横が何ピクセルなら
縦が何ピクセルで黄金比になるのか
教えてくれる。
黄金比 計算 ツールとかで検索すると出る。
例えば、バナーとか、
バナー内部のボックスの比率などを
調べてみると良い。
画像の入れ方の例
文字と画像の比率を1:1.6くらいになる様
サイズを調整している。
きっちりと黄金比にする事は難しいが、
極力近づけるように意識する。
例えば、これが5:5だったとしたら
文字が読みづらいのはもちろんの事、
恐らく違和感を抱く。
文章の改行
文章の改行ポイントについても、
横いっぱいを使うわけでもなく、
半分以下で改行ばかりを行うわけでもなく、
余白と文字が1:1.6くらいになっている。
セールスレターの横幅が26cmだとしたら、
長い文章は左から16cmの辺りで改行し、
右側10cm程は余白
もちろん文章構成によって長くなったり
短くなったりするのは当然で、
絶対的なルールではない。
この部分は感覚的な面も多いので
理解することが難しいかもしれないが、
なんとなくでもイメージする。
レターや商品を作成する際は、
デザインばかりに
気を取られない様に進めていく。
コラム
日本人が好きな四角形の縦横比率
- 白銀比 縦横比率が1:1.414 5:7
- 正方形 縦横比率が1:1
- 黄金比 縦横比率が1:1.618 5:8

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