AIを世界一活用する企業に ソフトバンクGの孫氏が講演
金魚にABCは分からない

約60ページのプレゼンの中で、
2ページだけ大事なページがあるとすれば、
これがその1つ。
この金魚にABCという単語を教えようとして
金魚が理解できるか。
アルファベットのABCを覚えるだけでも、
金魚にとっては大変な事で、
ほぼ不可能に近い。
金魚にABCは分からない
これが今日のプレゼンの
1番重要なメッセージの1つ
知能の強さとは?

知能の強さには2つの要因がある。
- ハードウェア的な要因
ニューロンの数・脳細胞がハードウェア - ソフトウェア的な要因
教育・学習がソフトウェア
この2つが重要な要素で、それ以外は無い。
AIの強さとは?

知能と全く一緒
- ハードウェア的な要因
ニューラルエンジン・
チップの強さがハードウェア - ソフトウェア的な要因
AIのトレーニング・
インファレンスがソフトウェア
inference インファレンス
- 推論、推測、推定
- 《論理学》推理
この2つの要素で知能の強さ
あるいはAIの強さが規定される。
AIの時代
昨今、生成AIの登場でAIが
もう1度脚光を浴びて
どんどん語られるようになった。
何故か
- 生成AIのアルゴリズムの進化
トランスフォーマーなど - ハードウェアそのもの、
ニューラルエンジンが
圧倒的な強さを持つに至った。
この2つが合わさってAIの時代となった。
AGI
日本・自分が、やばいということを知る。
この講演の中で、このAGIの意味・
重要性を知ったら、それだけで価値がある。
金魚とAGIが大切

AGIというのは
Artificial General Intelligenceの頭文字3文字
例えば将棋・チェス・天気予報など
何か特定の業務のAIは
すでに人間の叡智を超えている。
しかし全てのサブジェクトやテーマで、
何を話しても、何を聞いても
人間より優れてるという状況には
まだなっていない。
だからAIには限界があるなど
様々な事を言う人が居るが
それはAIに限界があるのではなくて
人間の理解の方に限界がある。
AGIのコンセプト
AIが人間の叡智を、
ほぼ全部の分野で抜いてしまう事
General、つまり何を聞いても、
(ask anything)
AGIは人間の叡智よりも優れてる
という状況に達した時点が
AGIを達成したという事

このAGIは人類の叡智の総和の
10倍ぐらい優れている叡智に達した時に、
もはや疑う余地もないAGI達成と言える。
2〜3倍ぐらいだと、
この人の意見・知恵の方が上だとか下だとか
言う人が居る。
しかし何を聞いてもAGIの方が、
優れた回答をし、優れた知恵を出す
という時点に行った時には
もはや人類の叡智の総和の10倍ぐらい。
これはもうAGI達成という事
AIの専門家は皆このAGIを狙ってる。
でもそのAIの専門家に
- AIの具体的な定義
- 具体的な数値
- いつ、どのぐらいの
コンピューティングパワー - AGIの定義は人類の叡智の何倍ぐらいか
など色々聞いてもほとんど答えられない。

人類の叡智の総和の10倍であるAGIは
10年以内に実現されると予想される。
もしそうなったら世の中はどう変わるか。
- 人間
- 仕事
- 会社
- 我々の社会
ありとあらゆる物に対して、
もう1度疑問を投げかけて
根底から考え直すべき。
- 全ての産業
- 教育
- 人生感
- 生き様
- 社会のあり方
- 人間関係
が画期的に変わるという事
少なくとも孫氏は、我々人類は10年以内に
AGIを実現させてしまうと見ている。
ChatGPT4

ほぼ毎日のように
ChatGPT4を仕事に関係ある事で
使ってない人は、今まで自分自身の人生を、
一体どういう考えで生きてきたんだと
人生を食い改めた方が良い。
ChatGPTは何回も
テレビ・新聞・雑誌に出ている。
なのに、それを毎日活用してないのは
電気や自動車を否定するというようなもの
電気や自動車が生まれて約150年
- 電気や自動車を使わなかった国が
その後、産業革命でどれほど遅れたか。 - 今現在ですら、
使ってない国や地域があって、
そこの人達は
現在の社会からどれだけ取り残されたか。 - その国のGDPは
どのくらい世界で遅れてしまっ てるか。
ということ
ChatGPTは人類の叡智で、
今、最も最先端の物
しかもGPT3.5なら、無料、
有料ユーザーならGPT4を使える。
それが、存在して手に入るのに
手をつけてない。
そんな人生感で良いのか?
という事を問われている。
未だにGPT4を、けなす人は居る。
- ハルシネーションがあるだろう。
- 思い込みだろう。
- データのセキュリティがあるだろう。
などと言う人は居る。
Hallucination ハルシネーション
人工知能(AI)が
事実に基づかない情報を
生成する現象のことまるでAIが幻覚(=Hallucination)を
見ているかの様に、もっともらしい嘘
(事実とは異なる内容)を出力する為、
この様に呼ばれている。
それは
- 電気が時々爆発するだろう
- 自動車もぶつかって事故を起こすだろう
このような事を言う人と似ている。
新しい文明の進化に対して、色々斜めから、
けなすのは知識人のふりをしてるだけ。
自分が本能的に、新しい知識を、
すぐに受け入れられなくて
いろんな屁理屈を付けて、けなす。
けなす事によって、さも自分が
より知識人であるかのごとく振る舞う。
こういう人こそハルシネーション
- 勝手な思い込み
- 後で歴史が間違いを証明する
電気や自動車がどれほど有益であったか、
使わなかった国や人はどうなったか、
後から歴史が物語っている。
使い方
ChatGPTをサーチ検索のように使うのは
間違った使い方
知識を検索するのではなく
知恵の相談相手・ディベート相手
何かディベート・意見交換したい時に
ディベート役としてGPTを使える。
自分の意見に対しGPTに
リスクや問題点や解決策を提案させる。
自分で知恵のバウンス・
壁打ちをするのみではなく、
GPTの中にキャラクターをいくつか作って
キャラクター同士でディベートさせ、
人間は審判役としても議論を進められる。
bounce バウンス
ボールなどの物体を壁や床に当てて
弾ませる事や跳ね返るなどの
“バウンドして跳ね上がる”事を意味する。bounceは、基本的にボールなどの
柔らかい物が壁や床に当たって
”跳ねる”や”跳ね返る”事を意味する単語しかし同じような意味を持つ
boundもあり、
使い分けが難しい単語の一つ。
- bounce
ボールなどの物が
跳ね返る場合に使う。- bound
人や動物が
跳ねる様に歩いたり走る場合に使う。ただし、日本においては
特に使い分けされることはなく、
「ボールがバウンドした」の様に
boundが定着しており
bounceが使われる事は、ほとんどない。
ChatGPT4の能力

GPT4は、少なくとも
- 医学試験に合格
- 法学試験に合格
- 物理
- 化学
- 数学
- 歴史
ありとあらゆるものを知っている。
言語も
- 英語
- フランス語
- ロシア語
- 日本語
- スペイン語
までできる。
これからどんどん
コンピュータパワーが強くなり、
トレーニングも進むから
インファレンスはさらに進化する。
ハルシネーションは一時的で些細な問題
AI、GPT4がすでに平均的な人間のレベルを
全てではないが、
一部のテーマでは抜いている。

しかし10年以内に、このAIがAGIとして
全人類の叡智の総和の10倍ぐらいで
疑問の余地をなくしてしまうぐらい
優れた知能になる。
今後の予想
この地球上に住んでいる、
あらゆる動物の中で、
今まで人類が、最も知恵の頂点にあった。
犬や猿や金魚はABCは分からないという事。
だから人類はあらゆる道具を生み出し
あらゆる文明・文化を生み出した。
地球上に生命体が生まれて40億年ぐらい。
色んな説があるが、
人類が生まれて20万年ぐらいの歴史がある。
少なくとも現在、地球上で
最も優れた叡智を持ってる動物が人類

AGIは、少なくとも10年以内に
ほぼ全てのテーマにおいて
人類の叡智の総和よりも10倍賢くなる。
平均的な知恵の人はいくら出しても総和に
あんまり関係ない。

10年以内に人類の10倍になるという事は
人間:猿の状態が
AGI:人類というぐらいの差になる。
猿のニューロン、脳細胞の数は人類の約1/10
10年以内にAGIを触る人と触らない人の差は
人間:猿ぐらいの差ができてしまう。
電気や自動車を拒否したら
その後の社会でどうなったか。
AGIを拒否する人・使わない人と
使う人の差はそのぐらい差ができる。
AGIが10年以内に実現すると、どうなるのか。

生成AIが昨今、急激に進化している。
例えばGPTで、自転車の写真を撮って、
するとやり方を教えてくれる。
分からなければ、
どこをひねれば良いか丸で示して聞く。

そうすると、その画像を認識して、
合ってるとか間違ってるとか言ってくれる。

自分が持ってる道具箱の中から、
どのトレンチを使えば良いか聞くと
何番目のを使って、
ここをこう、ひねってくださいと
教えてくれる。
自転車の写真1枚を提供するだけで
- どこをどうすれば良いのか
- どんな道具を使えば良いのか
- それが正解であるのか間違いであるのか
という事をやり取りしてくれる。
例えば、テスラのマニュアルを1回、
全部学習してしまえば
テスラのメンテナンス方法を整備の人に
全部このGPTが答えてくれる。
テスラ
電気自動車
1回学習してしまえばプロの整備工の知能が
一瞬で、できてしまうという事


さらに色々な会社が
- 画像
- 映像
- アバター
- 音楽
- プログラミングコード
- プレゼン
も含めて様々な物を生成AIとして、
競争して、出し始めている。
生成AIは学習する
かつては、AIが人間より賢くなるはずがない
と言われていた。
なぜならAIは人間が
プログラミングしてるのに
プログラミングしてる人間よりも
賢くなるわけがないから。
まず、その時点で
その人の認識が間違っている。
生成AIはプログラムしてるのではない。
自ら自動学習しトレーニングして、
インファレンス、推論する。
人類は自分の頭を
プログラミングしてるわけではない。
学校でも学ぶが、
学校の先生が全て教えてるわけではない。
子供の時から、
- 見る
- 触れる
- 体験する
- 転ぶ
- 叱られる
ありとあらゆる体験で自分の脳が
どんどん自動的に学習している。
生成AIの世界は、まさにそういう状況で
自分で学習していく。
コンピューターやアルゴリズムは用意するが、
プログラミングしてるわけではなく、
後はブラックボックス状態で
どんどん勝手に学習して賢くなる。
公開データ
コモディティデータ
プライベートデータ
- プライムデータ
- より重要なデータ
- それぞれの企業・
個人が持っている個別のデータ - 企業秘密
- 国家秘密
これをリアルタイムで、
それぞれ掛け合わせながら学習していく事で
AGIがトレーニングされる。
トレーニングされたAGIは
インファレンスをする。
基本的には2つ
- トレーニング
- インファレンス
この2つにコンピュートパワーを使う。
インファレンスというのは推論
推論すると水晶玉に聞くかの様に、
- 明日起こる事
- 次に起こる事
- 何をすれば良いか
などのask anythingという状態
何について聞いても
色々な叡智をもらう事ができるようになる。
インターネットの黎明期

世界の時価総額のトップ10の中で
8社は日本の会社で、まさに、
世界の経済を牛耳ってるという状態だった。
その後、インターネットが立ち上がった結果
インターネット関連の企業が
今、世界のトップ10の
ほとんどを占めるようになった。
サウジが1社だけで、
それ以外は全部アメリカ企業
ブルーの企業は、
ほとんどガーファに代表される
インターネット企業
GAFA ガーファ
アメリカの主要IT企業である
- Amazon
- Apple
4社の頭文字を取った略称。
検索を軸として、
- 買い物
- SNS
- 携帯アプリ
などのプラットフォームを提供し、
人々の生活のインフラになっている。また、それぞれが持つ
プラットフォームから
膨大なユーザーデータを収集し、
検索履歴や消費傾向などのデータを集め、
ビッグデータを解析して
サービス改善のみならず、
人工知能(AI)などの
デジタル技術を駆使して、
新しい価値の提供を行っている。
つまりインターネットの凄さを感じて
それに真正面から取り組んだ企業・人々が
今、世界をリードしてるという状況
物作りにこそ日本の魂があると
言ってたのは何だったのかという事
物作り・組み立て事業というのは
コモディティ
そこに日本企業の魂があるとか言った人は
間違った魂を色んな人に押し付けたという事

インターネットは、凄いが、
実は、ほとんどが広告を争ってる。
- メタ
- tiktok
など、みんな広告を争っている。
広告がGDPに占める割合は
アメリカでも日本でも約1%
もう1つはAmazonに代表される小売業
小売業もGDPに占める割合は、
高々6%ぐらい。
その一部を今、インターネット企業が
置き換えたという事
しかしこのAGIは
人類の叡智の総和の10倍ぐらいになるので、
- 運輸
- 製薬
- 金融
- 製造業
- ロジスティクス
など、全ての産業に影響を与えてしまう。
logistics ロジスティクス
原材料調達から生産・販売に至るまでの
物流、または、それを管理する過程原義は軍隊で使用される兵站を意味し、
人員を適切に配置し
全体の効率を高める手法






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